「FNS歌謡祭」感想

飯を食いつつながら見をしていたら、アイタタタな事態が。おそらく「私たち、本当は(生で)歌ってもすごいんです!」をアピールするのが目的で出演したはずのコーナーだっただろうに、まったくの裏目に出てアミューズは怒り心頭だろうなあと思った。

ここで、Perfumeは口パクか否か?のような、古参なプオタな僕にとって「なんでプロレスラーってロープに振ったら律儀に返ってくるの?」の問いと同じくらい”いまさら”な話をするつもりはない。だって口パクだし。ただ、あ〜ちゃんにはまた別の意見があるのかもしれないけれど、僕にとってPerfumeの魅力は”歌”ではない。(ただし、楽器としての3人の”声”と、それを見事に使う中田ヤスタカの楽曲は魅力的だ。)

アーティスト=歌手ではないわけで、Perfumeとして目指すべきは、(例えばマッスルミュージカルのような?)音楽とダンスと照明演出などを駆使した舞台芸術の方向にあるんじゃないかな?と思う。武道館ライブでの「edge」にて、客席に背中をむけ雛壇に体育座りをしてスクリーンが映す”自分たちが歌っているPV”を眺めながら体を揺らす3人の姿に、僕はアイドルを超えた可能性を見たわけです。