Perfume武道館ライブ「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」感想(まとめて)

最近友人と話していて辿り着いたのが、「プロレスラーには観客ひとりひとりを見ているレスラーと見ていないレスラーがいる」問題だ。

(略)

例えばレスラーがリング上で「ファンの皆さん!」と叫んだとする。このとき“見ているレスラー”の心には「この会場に来ていただいているひとりひとりのファンの皆さん」という感覚が存在しており、対して“見ていないレスラー”の心には「“ファンの皆さん”という巨大な一つの物体」という感覚が存在している。

もうすでに他の人の感想を読み漁って満足してるので、備忘録程度に記しておこうと思う。いやあ、最高だった。初めての生Perfumeだったんだけど、もう、音と光、ダンスアクトを含めた総合エンターテイメントとして圧倒的なものがあった。武道館が狭く感じ、二時間半があっという間で、未だに喉と右肩が痛い。

興奮して細かいトークの内容はすでに忘れてしまったんだけど、あ〜ちゃんの素晴らしさだけは忘れずに記しておきたい。一万人の視線が集中する中、あまりにも自然に語り、笑い、泣くその姿は、ただすごいの一言。上に引用したテキストに拠れば、あ〜ちゃんは圧倒的に「観客ひとりひとりを見ている」*1。過去のアミューズ発表会でのプリンセス・あ〜ちゃんもそうだが、それが人と直接触れ合える場である限り、あ〜ちゃんなら何人が相手でも大丈夫だと思った。

あ〜ちゃんならスティーブ・ジョブズになれるよ!

*1:のっちは圧倒的に「見ていない」(GAMEのDVDの、エレワのイントロ後の間奏で、踊りながら虚空を見るのっちの視線にはいつもしびれる)。これは、引用先を確認していただきたいが、どちらが良い悪いという問題ではない。